AI を使った開発

Claude Code をはじめる:登録から VS Code への導入まで

AI に「作って」と頼むとファイルまで作ってくれる Claude Code。アカウントの作り方、料金プラン、インストール、ログイン、VS Code 拡張機能の導入、最初の一言まで、順番に進めます。

更新日:2026-09-25

この記事で分かること

  • Claude Code とは何か、ChatGPT のようなチャットと何が違うのか
  • どのサイトでアカウントを作り、どのプランが必要か
  • Windows / Mac へのインストール手順(つまずきポイントつき)
  • ログインの方法
  • VS Code に拡張機能を入れて、エディタの中から使う方法
  • 最初に試すとよい頼み方

この記事は、公式ドキュメント(Claude Code Docs)の内容をもとに、未経験の方向けに順番を整理したものです。所要時間は 30〜45 分です。

Claude Code とは

Claude Code は、Anthropic 社が提供する AI コーディングツール です。チャット画面で質問に答えてくれる AI とは違い、Claude Code は あなたのパソコンの中でファイルを作ったり、書き換えたり、コマンドを実行したり します。

たとえば「自己紹介ページを HTML と CSS で作って」と頼むと、index.html と style.css を実際に作成し、内容まで書いてくれます。「文字を大きくして」と言えば、該当する行を探して直します。

つまり、一緒に手を動かしてくれる相棒 です。ただし、書かれたコードが正しいか、自分の意図どおりかを判断するのは人間の仕事です。このスクールで基礎を学ぶのは、そのためでもあります。

ステップ 1:アカウントを作る

Claude Code を使うには、有料の Claude アカウント が必要です。無料プランでは使えません(2026年9月時点)。

  1. ブラウザで claude.ai を開き、「Sign up」からアカウントを作ります。メールアドレスか Google アカウントで登録できます。
  2. 登録後、画面左下のアカウントメニューから「Upgrade」を選び、プランを選びます。
プラン 向いている人 目安
Pro 個人で学習・小さな開発をする方。まずはこれで十分 月額 20 ドル前後
Max 1日中使う方、大きなプロジェクトを回す方 月額 100 ドル〜
Console(API) 使った分だけ支払いたい方、開発者向け 従量課金

学習目的なら Pro から始めるのがおすすめです。料金は変わることがあるので、必ず申し込み画面で確認してください。

補足:Claude Console(console.anthropic.com)でクレジットを買って使う方法もありますが、初心者の方は claude.ai の Pro プランのほうがわかりやすいです。

ステップ 2:インストールする

公式が推奨しているのは「ネイティブインストーラー」です。Node.js が不要で、自動更新もされます。

Windows の場合

事前に Git for Windows を入れておくことをおすすめします(gitforwindows.org からダウンロード、設定はすべて「Next」で構いません)。これがあると Claude Code がコマンド実行に Bash を使えるようになり、教材どおりに動きます。なくても動きますが、その場合は PowerShell が使われます。

次に、スタートメニューから PowerShell を開き、次のコマンドを貼り付けて Enter を押します。

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

「'irm' は認識されていません」と出る場合は、PowerShell ではなくコマンドプロンプト(cmd)を開いている可能性があります。PowerShell を開き直してください。

対応 OS は Windows 10(1809 以降)または Windows 11 です。

Mac の場合

「ターミナル」アプリ(Launchpad で「ターミナル」と検索)を開き、次のコマンドを貼り付けて Enter を押します。

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

対応は macOS 13 以降です。Homebrew を使っている方は brew install --cask claude-code でも入ります。

インストールできたか確認する

ターミナル(PowerShell)を 一度閉じて開き直し、次を実行します。

claude --version

バージョン番号が表示されれば成功です。「コマンドが見つかりません」と出る場合は、ターミナルを開き直していないことが多いです。それでも出ない場合は、パソコンを再起動してから試してください。

別の方法として、Node.js が入っている方は npm install -g @anthropic-ai/claude-code でもインストールできます。ただし公式はネイティブインストーラーを推奨しています。

ステップ 3:ログインする

作業したいフォルダ(たとえば前の記事で作った mysite)に移動してから、claude と入力します。

cd Desktop/mysite
claude

初回はログインを求められます。画面の案内に従うとブラウザが開くので、ステップ 1 で作ったアカウントでログインし、「許可」を押してください。ターミナルに戻ると「ログインしました」という趣旨の表示が出ます。

一度ログインすれば、次回からは不要です。アカウントを切り替えたいときは、Claude Code の中で /login と入力します。

ステップ 4:VS Code に拡張機能を入れる

ターミナルでも使えますが、エディタの中で使うほうが、変更された箇所が色つきで見えて安心です。

  1. VS Code(1.94 以上)を開きます。
  2. 左側の「拡張機能」アイコン(四角が4つのマーク)を押すか、Ctrl+Shift+X(Mac は Cmd+Shift+X)を押します。
  3. 検索欄に Claude Code と入力し、Anthropic が提供している拡張機能を「インストール」します。
  4. インストール後、エディタ右上に ✦(Spark)のアイコン が出ます。押すと Claude のパネルが開きます。表示されない場合は VS Code を再起動してください。
  5. 初回はサインインを求められるので、ステップ 1 のアカウントでサインインします。API キーは不要です。

ショートカットは Cmd+Esc(Mac)/Ctrl+Esc(Windows)です。

拡張機能には Claude Code 本体が同梱されているため、ステップ 2 のインストールをしていなくても VS Code の中だけなら使えます。ただし、ターミナルからも使えるようにしておくと、教材の説明どおりに進められます。

ステップ 5:最初の一言

mysite フォルダを VS Code で開き、Claude のパネルに次のように入力してみてください。

自己紹介ページを HTML と CSS で作って。
名前は「テスト」、趣味はランニング・料理・読書の3つ。
スマホでも見やすいようにして。

Claude Code が「index.html を作ります」「style.css を作ります」と提案し、承認するとファイルができあがります。ブラウザで開いて確認してください。

次に、こう頼んでみましょう。

見出しの色を緑にして、趣味の3つを横に並べて。

該当する行だけが書き換わるのが、パネル上で見えるはずです。

頼むときの3つの心がけ

  1. やりたいことを具体的に。「いい感じにして」より「見出しを大きく、余白を広く」。
  2. わからない行は聞く。「この display: flex は何をしているの?」と聞けば、その場で教えてくれます。教材と AI の両方を先生にしてください。
  3. 必ず自分で動かして確かめる。AI は自信たっぷりに間違えることがあります。ブラウザで開いて、思いどおりか確認する癖をつけましょう。

気をつけること

  • 会社のコードや個人情報は入力しない。学習用のフォルダで練習してください。
  • 承認の前に内容を読む。Claude Code はファイルを変える前に確認を求めます。何をしようとしているか、ざっとでも目を通してください。
  • 料金:Pro プランには利用量の上限があります。上限に達すると数時間待つ必要がありますが、学習の範囲なら気にならないことがほとんどです。

つまずきやすいところ

症状 原因と対処
claude が見つからない ターミナルを開き直す。それでもだめなら再起動
ログイン画面が開かない ターミナルに表示された URL を手動でブラウザに貼る
「Not logged in · Please run /login」 拡張機能の中で /login を実行
Windows でコマンドが動かない Git for Windows を入れてから Claude Code を再起動
日本語が文字化けする ターミナルの文字コードを UTF-8 にする(Windows は chcp 65001)

まとめ

  • Claude Code はチャットではなく「一緒にファイルを作る」AI。
  • claude.ai で Pro プランに登録 → インストール → claude でログイン → VS Code に拡張機能。
  • 最初は小さな頼みごとから。書かれたコードは自分で動かして確かめる。

次は「AI にコードを頼むときの伝え方」で、思いどおりのものを作ってもらうコツを学びます。

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